イチョウ葉エキスの規格基準

[機能性表示食品] ファイン イチョウ葉エキスprime 記憶力を維持する イチョウバ由来フラボノイド配糖体 イチョウ葉由来テルペンラクトン 配合 30日分(1日3粒/90粒入)

 

イチョウ葉エキス独自の効果がたくさん確認され、大いなる注目を集めるようになっていますが、それに伴って規格基準についても示されています。

 

イチョウ葉エキスの成分を厳密に列挙すると、フラボノイド配糖体(ケルセチン、ケンフェロール、イムラムネチンなどに糖鎖が付いたもの)、テルペノイド(ギンコライドA、ギンコライドB、ギンコライドCおよびビロバライドなどの化合物)、プロアントシアニジンなどということになり、ただし、イチョウ種子の外皮に多く含まれている(葉にも0.1~1.0%含まれている)ギンコール酸については、接触皮膚炎やアレルギーを起こす成分なので、イチョウ葉エキスからは、これを除去する必要があるとされています。

 

当然ながら、イチョウ葉エキスを健康食品等として製造するためには、有効成分と有害成分の規格が設定されていなければ安全に利用できませんから、現在では、「フラボノイド類を24%以上、テルペノイド6%以上を含有し、ギンコール酸の含有量が5ppm以下」という規格が設けられています。

 

日本では、(財)日本健康・栄養食品協会が、イチョウ葉エキスに関する同様の基準を設けて運用しています。

 

ヨーロッパでも、イチョウ葉エキスの製品には、品質レベルが医薬品グレードと食品グレードの両方があるようで、人間での臨床試験を行っているのが医薬品グレードとされています。